VE事例

新設計や試作から始める場合は流通性のあるインコネルを使用したほうがよい

改善前

お客様のご要望として製作図面には「インコネル713」の記載があったため、当社はインコネル713を入手すべく流通ルートを探しましたが

当社の調達ルートでは入手することができませんでした。

大型旋盤・ターニング加工.com
からの提案

調べていくうちに、インコネル713Cは自動車排気系部品に使用されるようでロストワックスによる部品製造を主としており丸棒や板材の市販流通性がないことがわかりました。

お客様に事情を説明し、材質変更の検討をお願いしました。

お客様も試作品の一部品として使用されるようで、最初は比較的入手が容易で一般的なインコネル718を使用してみることに承諾していただきました。

新しく設計されたり試作でインコネルのご使用を検討される場合、まずは流通性のある材質をお勧めします。

材料の入手性や汎用性がコストに大きく影響します。

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