VE事例

大径薄肉リングは、板巻溶接パイプからの大型旋盤加工で20%コストダウン

改善前

ステンレスSUS304を使ったφ500の薄肉リングを加工する場合、リング鍛造品から切削加工を行うのが通常の加工方法です。しかしこの工法だと、材料費が高くなってしまう上に旋削加工時間も多くかかってしまいます。

大型旋盤・ターニング加工.com
からの提案

材質にステンレスSUS304を使った大型の薄肉リングの旋盤加工品の場合は、リング鍛造品ではなく板巻溶接パイプを使うことで、材料費と余肉工数を減らすことができ、コストダウンを行うことが可能です。板巻溶接パイプを使うと加工精度が保てないといった懸念も発生しますが、大型旋盤・ターニング加工.COMを運営する秦精工は、肉厚が20mm程度であれば、φ600程度でもはめ合い公差H7に対応することが可能です。

大型旋盤・ターニング加工.COMを運営する秦精工では、薄肉リングを高精度に加工する技術を保有していることに加え、お客様の使用条件・要求スペックに応じた材料面からのVE提案を行うことでコスト最適化提案を行うことが可能です。なお今回の事例では、▲20%ほどのコストダウン効果が見込めます。大径の旋盤加工品・ターニング加工品でお困りの場合は当社までぜひご相談ください。。

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