大型旋盤 豆知識

2022.06.05

2分割された大型旋盤加工品はどのように加工を行うのか?

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通常のリング形状の大型旋盤加工品は下記写真のような形状をしています。

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しかし、センターラインで2分割されたリング形状の大型旋盤加工品も多数市場に出回っております。こういった形状のリング材は、メンテナンスの簡素化等を目的として製作されています。実は、こういった2分割された大型旋盤加工品は、横旋盤では加工することができません。横旋盤では、縦方向への押さえが利かず、クランプを行う際にずれが生じてしまう為です。

 

ではこういった大型旋盤加工品はどのように加工すればよいのでしょうか。

実は、2分割された大型旋盤加工品は、立旋盤で加工を行うことが可能です。横旋盤とは異なり、立旋盤だと、縦方向へワークを押さえておくことが可能であるため、クランプ時にずれが発生しません。そのため、横旋盤ではなく、立旋盤を用いることで加工を行うことができるのです。

 

ちなみに、当社では10台以上の立旋盤を保有しており、こういった2分割された大型旋盤加工品であっても高精度に加工することが可能です。さらに、横旋盤やCNC旋盤、五軸加工機等の設備も併せて保有しています。これらの設備を活用することで、あらゆる形状の大型旋盤加工品を製作することが可能です。高精度且つ難しい加工が求められる大型旋盤加工品も、ぜひ安心して大型旋盤・ターニング加工.comにお任せください。

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