大型旋盤 豆知識
2024.02.09
エネルギー・プラント業界の大型旋盤加工もお任せください!
ブログ・豆知識
エネルギー・プラント業界とは、定義が曖昧な部分もございますが、石油・天然ガスなどの資源を、人々が使えるエネルギーに変えて供給する最も重要なインフラ産業といえます。実は、このエネルギー・プラント業界における設備にも大型旋盤加工品が使用されています。当記事では、エネルギープラント業界の大型旋盤加工を多数手がけてきた当社の実績をご紹介します。
エネルギー・プラント業界における大型旋盤加工品実績
シールリング
この大径リングは、大型旋盤・ターニング加工.COMを運営する秦精工が保有する、立旋盤を使って高精度に加工を行ったものです。外径部はS25C、内径部はWJ1となっております。大型旋盤・ターニング加工.COMはS25CにWJ1を鋳込んだものを購入した上で、内径・外径そして端面加工を行っています。真円度は0.05(機上で0.01)に収めなければならないため非常に難易度が高い加工になりますが、当社では分割後に真円加工を行うことと、治具やチャッキングを工夫し、独自の立旋盤加工ノウハウを用いることで要求精度を達成しています。
シュリンクリング
これは当社の立旋盤で加工中の大型発電機に使用されるステンレス製(SUS304)の薄肉リングです。外径寸法φ830で肉厚は12.5mmになり、内径公差は±0.05の要求があります。素材はリング鍛造品を購入して外径加工、内径加工、全長加工のすべてを当社の立旋盤で行っています。この製品を製作する上でのポイントは加工変形を低減させるため、工程の途中で熱処理(固溶化処理)を施しています。
ハウジング
このインコネルX750の加工品は、大型旋盤・ターニング加工.COMを運営する秦精工が保有する、CNC旋盤とマシニングセンタを使って高精度に加工を行ったものです。この製品は、通常ステンレス(SUS316・SUS410)で製作される部品を、お客様の特殊仕様品としてインコネルX750での製作依頼がありました。今回の材料はお客様のご支給でしたが当社も同じ購入先とお取引がありますので材料入手も可能です。加工内容は旋削加工の公差域が0.04であったり、斜め穴やマシニング加工の個所も多く、難しい部類の製品になります。
航空機部品の大型旋盤加工なら、大型旋盤・ターニング加工.comにお任せください!
大型旋盤・ターニング加工.comを運営する秦精工では、これまで積み重ねてきた機械加工技術・ノウハウと、各種大型機械加工設備により、エネルギー・プラント業界の大型旋盤加工にも対応しています。立旋盤のほか、大型の5面加工機や5軸加工機も取り揃えておりますので、大型の旋盤加工品に対する追加工はもちろん、ステンレスに対するフライス加工や複雑形状の加工にも対応することが可能です。大型旋盤加工のことなら、大型旋盤・ターニング加工.comにお任せください。
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